日時 2018年10月24日(水)14:00~
場所 かふぇ 月のうさぎ
参加者 在宅医療介護連携支援センター・中地域包括支援センター・
川島在宅介護支援センター・訪問看護ステーション・委託事業所
事務局
計 10人
※ 当日都合により、地域住民代表の方は不参加でした。
報告内容
・ 2018年5月~10月の活動報告
・ 質疑応答
活動報告
利用者数 3人 平均介護度 1.7
継続利用 2人 ・ 新規利用 1人 ・ 中止 0人
新規利用者状況
要介護1・60代・男性・夫婦世帯。
パーキンソン病、多発性血管性肉芽腫、心内膜炎、糖尿などの既往歴あ
り、服薬が不安定になってきたことで、心身の動きの低下、下肢の血管炎
からの瘡の悪化、また同居家族の就労と体調不良が重なり、サービス利用
となる。瘡の悪化については、皮膚科から毎日の洗浄と、軟膏塗布・服薬
の指示あり。また、パーキンソン病に関しては、時間通りの確実な内服
の実施を開始。
当初は、パーキンソン症状から歩行不安定と、瘡の痛みからトイレに向か
うのも時間が間に合わず、リハパン、パットの汚染もあり、滞在時間は一
日3回90分を要する状況。シャワー浴に関しては、40分。
訪問2ヶ月に入り、服薬の安定から若干午前に身体の動きが悪い様子ある
も、パット汚染はほぼ無くなり、瘡の回復も見られ減薬、洗浄回数が減り
始める。以前、利用していたリハビリデイ再開。
滞在時間は、一日2回、50分に。シャワー浴については、30分で終了でき
るくらい、ご自分で準備や行動が行えるように回復。
現在、経過観察中です。
質疑応答
参加者より
・ 今回の新規利用の方の、皮膚観察や洗浄・軟膏塗布に関しては、
比較的専門性が求められないとの事で、ヘルパーのみの対応であっ
た様子であるが、洗浄の仕方など専門のナースの関わりがあれば、
更に状態回復が早かったのでは?専門職の連携の検討も検討。
・ 推進会議のメンバーから、どうしても専門的なやり取りになるもの
の、地域の方の参加は重要であることから、自治会長などの必ず参
加できる体制を準備することも大事。地域の代表とは、自治会長だ
けを指しているわけではないので、民生委員や地区の福祉部ばどの
方の参加など、複数の参加者に呼びかけも、今後の課題と考えられ
る。
その他
※ サービス利用が伸びない事に関しての、ご意見など
・ 定期巡回のサービスの有効性を考えると、適用な利用者がみえて
も、現在利用している事業所から指定事業所に替わることに、利用
者の方が難色を示すこと多い。ケアマネのサービス理解が進んでい
ないわけではなく、利用者の選択の結果とも言えるのでは?
・ 委託の乱発は、指定事業所の責任の低下を招く事になるかも知れな
いといった事案は前回でも出ていたが、指定事業所となるために
は、24時間体制の整備であったりと、実施の為のリスクが大きく、
指定を取れる事業所は少ない事を考えると、委託の方法など今後検
討が必要かと思われる。
以上